生活支援相談員の仕事 活動例7 | はあとふる・ふくしま

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生活支援相談員の仕事 活動例7

支援を記録する


活動例7
「記録を書いたり、件数を集計したり、時間がかかって大変(^ ^;)」。相談員からは、書類に向き合っている時間をもっと訪問にかけたいという本音も聞かれます。

しかし相談員にとって訪問した人の情報や支援の記録を残すことは重要な仕事です。

その理由としては
①避難者の状態とその変化を記し、相談員の支援の根拠とする
②チームで情報を共有し、連続性、統一性のある支援を可能にする
③当事者からの開示請求に対する説明や、いざという時の「証」とする

さらに、被災者の抱える課題や福島の現状を内外に問題提起するためには数値的なデータはもちろんのこと、具体的な事例やエピソードを記録しておくと説得力が増し効果的です。国や自治体をはじめ、マスコミ、支援団体なども復興への道筋を描くために被災地の情報を求めています。経験したことのない原発事故による災害に対しこれから年月をかけて克服していくための方策は生活現場にそくしたものにしなければなりません。そのためにも、生活者の実態を伝える資料を1つでも多く残していくことが重要です。

記録としては、個別支援シートには、支援の対象である世帯の基本情報と具体的な暮らしや心身の状況、そして相談員がどのような支援を行なったのかを記します。その人の個人情報を集め、組織としてストックすれば管理する責任が生じます。相談員は個人情報保護法の趣旨と各々の社協の「個人情報保護規程」にもとづき慎重に情報を管理し、支援に活用します。加えて、県内全体の状況をみるために県社協が集約する活動集計シート(PCによる入力)では訪問件数やサロン開催の実績などの数値的な記録も行っています。

ワンポイント
アドバイス

記録は支援活動のカルテのようなもの。活動のレベルアップに活用しよう!

目的(なんのため)と活用方法(どう使う)についての認識が十分でないと負担になります。

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