避難所でコーヒーを淹れて忘れかけていた日常を届ける | はあとふる・ふくしま

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避難者への生活支援とボランティア活動を伝えます

避難所でコーヒーを淹れて忘れかけていた日常を届ける

2011/04/30
 

西川昌徳さん(27歳・徳島市)は、新地町の災害ボランティアセンターで自転車のパンク修理をしたり、避難所の皆さんにコーヒーを提供したり、津波で流されたアルバムや制服、賞状などを洗浄して保管するボランティア活動をなさっています。

はるばる徳島県から新地町へいらしたということで、どんなご縁があったのか伺うと2006年に自転車で日本一周をしていた時に新地町に立ち寄られたのがきっかけと教えてくださいました。「皆さん温かい人ばかりで1週間ホームステイさせていただきました。その新地町が大地震に遭ったというので駆けつけました」。

活動で特に印象に残っているのは、大好きなコーヒーを淹(い)れて避難されている皆さんに配ったときのこと。「忘れかけていた日常を思い出されたようで、とても喜ばれました。被災された皆さんは、心にはかりしれないダメージを抱えています。だからこそ、こうしたふんわりとした場を作ることの大切さを実感しました」。

これからについては、「被災された皆さん一人ひとりに人生があり、物語があり、そして今、力強く立ち上がろうとしています。そうした視点を大事にしながらお手伝いを続けていきたいと思っています」と西川さん。人柄のにじみ出る温かな活動で、たくさんの人にふんわりとしたやさしい時間を届けてくださいね。

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