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避難者への生活支援とボランティア活動を伝えます

Vol.32 小島 聖也(福島県立塙工業高等学校「和太鼓部」)

2017/07/19
 

みなさん、こんにちは。私は福島県立塙工業高校和太鼓部の部長を務めている小島聖也です。

私たち和太鼓部は、2年前から福島県が行っている「子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業」に参加し、和太鼓演奏を通じて被災者支援と福島の復興を全国にPRする活動を行っています。

これまで、県外では清水寺や東大寺、伏見稲荷や成田山新勝寺で演奏活動を行い、復興支援への感謝を伝えてきました。

また、県内各地の仮設住宅や復興公営住宅を回り、避難をされている方々と一緒に餅つきをし、和太鼓演奏も楽しんでいただきました。

3年生の藤田恭佳さんは、「活動を通して普段なら演奏できないような場所で復興をPRする演奏ができたことを本当に嬉しく思います。たくさんの方に観ていただき、応援してもらえることで部の団結も強まり、感謝を伝える心のこもった演奏ができました。

また復興住宅を訪問しての演奏活動では、笑顔や元気を届けられるように、一人ひとりが頑張りました。涙を流しながら握手をしてくださる方や応援の言葉をかけてくださる方にお会いして、これからも頑張ろうと逆に元気をもらいました」と話しています。

また2年生の松本翔太さんは「私が一番感動したことは、私たちのような高校生の演奏でも、感動してくださる人たちが沢山いることです。演奏を聴いてくださった人たちから、「元気をもらったよ」、「ありがとう」と感謝の言葉をいただき、そのおかげで自分も元気になり、次の演奏の活力になりました。また、活動を通して礼儀作法も学び、成長できたと思います」と話しています。

私も、夏の復興PR演奏でいただいた「頑張って!」の声援に大変励まされました。餅つきボランティアでも、私たちがついた餅を食べて、喜んでくださる顔を見られたときには、演奏の疲れが吹き飛びました。

また、私たちが演奏に使っている太鼓の中には、原発事故の被害で活動ができなくなった「飯舘ひもろぎ太鼓」様から譲り受けたものがあります。また双葉町の「標葉せんだん太鼓」の横山先生には、自らも被災しご苦労されているにもかかわらず、熱のこもったご指導をいただいています。

私たちの活動は、こうした方々をはじめとする全国各地からのご支援やご声援によって成り立っていると強く感じています。この声援を胸に、私たちは和太鼓の演奏を通して恩返しをしていきたいと考えています。

プロフィール

福島県立塙工業高等学校
和太鼓部部長 小島聖也

鎌倉 高徳院にて奉納演奏 平成27年8月

成田 新勝寺にて奉納演奏 平成28年8月

名古屋 大須観音にて奉納演奏 平成28年8月

三春にて餅つきボランティア 平成29年3月

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