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楢葉町社会福祉協議会における関係機関との連携の流れ

2017/03/01
 

 楢葉町では平成27年9月から帰町が始まり、帰還者は781名、帰還率は10.61%となっています(平成29年2月3日現在 楢葉町発表) 。現状ではいわき市、会津美里町に人口の約76%が集中しており、楢葉町社会福祉協議会では県内3か所に拠点を設置しています。各地区において、関係機関との連携・情報共有と、必要に応じて専門部署につなぐという業務が円滑に行われています。


 いわき、会津両地区において関係機関が参集し月1回定期開催されている「楢葉町地域共生ケア会議」では、要支援者の個別のケースについて支援計画を作成します。会議開催までの間に「ミニケア会議」という位置づけで、役場、ケアマネ、生活支援相談員が集まり、地域共生ケア会議の内容について準備します。会議資料は、生活支援相談員がそれまでの訪問記録を基に作成します。個人の課題整理、分析が事前にしっかりとなされた上で、「楢葉町地域共生ケア会議」で今後の支援の方法と担当者を決めるという流れが出来ています。(図1参照)


 上記以外にも、必要に応じてケアマネが招集し随時開催される「ケースケア会議」、仮設内社協事務所にて不定期に開催される、町保健師による「ミニ研修」が実施されています。研修内容の一例としては、ロールプレイを用いて、住民の方への対応の仕方を学ぶというようなことがあります。
また、生活支援相談員と保健師が同じ用紙に記録を残し、相談記録を1本化するといった、楢葉町社会福祉協議会独自の取り組みがなされています。住民の一番近くにいる生活支援相談員と専門職が密に連携を取り合い、役割分担をすることによって的確な支援が行われています。


総括生活支援員   渡邉弓子



写真1 ミニケア会議

写真2 楢葉町地域共生ケア会議

写真3 保健師によるミニ研修

図1  作成:平成29年2月福島県社会福祉協議会 避難者生活支援・相談センター

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